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 秘密のない世界  

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    2001 年に米国フロリダ州タンパで開催された第 35 回スーパーボウル(アメリカンフットボールのチャンピオンマッチ)には多くの監視カメラが設置された。そのカメラは「フェイス・イット(FaceIt)」というシステムに接続されている。フェイス・イットは監視カメラが撮影した顔写真を警察のデータベースと瞬時に照合し、犯罪者を見つけ出す米国の歴史で初めて公衆に設置された犯罪者識別監視システム(ロボコップ)だ。

    これは、SF 映画やスパイ映画の話しではない。我々は既にユビキタス社会(秘密が存在しない世界)に生きているのである。9.11 以降、監視システムの開発は加速度的に進んでいる。カメラが搭載された携帯電話の出荷も急増している。

    ジョージ・オーウェルが、そしてアルビン・トフラーが予測した時代は到来している。そう、オーエルが近未来を予測した「1984」から 20 年が経過しようとしている。果たして、我々は個人情報をどこまで守れるのか。それとも、オーウェルが警告したように、情報化社会の中で自由や人格までもが失われるのか?

    ガートナー・グループの副社長リチャード・ハンターの話題作『秘密のない世界(World Without Secrets)』です。

    *参考となる情報−『ITmedia エンタープライズ:情報は多すぎ、信頼は少なすぎる』
著者:リチャード・ハンター
(ガートナー・グループ副社長)
ISBN: 4-434-05636-0
予価: 1,800+税
B5、319 ページ

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